スカート丈を長くするには
お客様からのリクエスト
ギャザードレープスカート、ドレープスカート共に
様々なお色味や素材でお持ちくださっているお客様からご連絡をいただきました。
ひとつだけ、セミオーダーではなく展示会場にあった
そのものズバリをお求めくださったことがありました。
そのスカート丈は、セミオーダーの時よりも少し短めでしたので
いつもの丈で揃えて使いたい とのお話しでした。
じっくりお考えの上でのご相談。
ずっと履きたいと思ってくださっている旨が伝わり
ありがたいなと感謝しきりでした。
スカートをお送りいただきました
手を離れてから手にとるギャザードレープスカート。
あまりない機会です。
製作しているときは、張り感のある素材ですが
着まわしていただいている生地の温もりが伝わってきました。
天然繊維の強さでしょうか。
張り感の中に潜んでいた しなやかさが
どんどん引き出されてきている感じがしました。
ほどきます
ギャザードレープスカート、ドレープスカート共にですが
立体的なカッティングなので、ウエストラインで丈の調整を行うことになります。
ウエストゴムを外して
ベルト布とスカート本体部分をほどきます。
↓新しい生地の上に載せた状態です。
この新しい生地を、ベルト布とスカート本体の間に縫い合わせることでスカート丈を伸ばします。
あっという間に
↓完成です。
(というよりも、作業中撮影しそびれたので、あっという間に完成したかのような流れでしかお伝えできない。。)
完成
今回、こちらの生地は手元にない状態でした。
新しい生地も、すぐには手に入らず少しお待ちいただいたところで
自然のお色味、生成りでしたので、まったく同じお色味ではないだろうということもご了承いただいておりました。
お色味が違うことも楽しもうと思います、と。
条件がなかなかそろわない中での、ご判断。
たくさん履いてくださっていること。
そしてこれからもワードローブのひとつとして履きたいと捉えてくださっていること。
ひとつひとつのご判断が有難いのと嬉しいのとで
月並みですけどやはり感謝でいっぱいです。
末永くお召いただけること。
sousakufukutomo のコンセプト
「人が着てくれて完成する服」
を目の当たりにできる幸せがここにはあります。
お届け後
早速お召くださってのご連絡。
履けば履くほど、愛着がわきますね。
本当に感謝です。